民法第433条(連帯債務者の一人についての法律行為の無効等)

2008年(平成20年)

【問 6】 AからBとCとが負担部分2分の1として連帯して1,000万円を借り入れる場合と、DからEが1,000万円を借り入れ、Fがその借入金返済債務についてEと連帯して保証する場合とに関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。
4 AB間の契約が無効であった場合にはCが、AC間の契約が無効であった場合にはBが、それぞれ1,000万円の債務を負う。DE間の契約が無効であった場合はFが、DF間の契約が無効であった場合はEが、それぞれ1,000万円の債務を負う。
誤り。連帯債務の場合は、1人について契約の無効があっても、他の連帯債務者の債務は効力を妨げられない(民法第433条)。連帯保証の場合には、主たる債務が無効の場合には、付従性により、連帯保証債務も無効となる。なお、連帯保証債務が無効の場合でも、主たる債務は無効とはならない(民法第446条)。

1989年(平成1年)

【問 10】 A及びBは、Cと売買契約を締結し、連帯してその代金を支払う債務を負担している。この場合、民法の規定によれば、次の記述のうち正しいものはどれか。
2 売買契約を締結する際、Aに錯誤があって、AC間の売買契約が無効であったとしても、BC間の売買契約は、無効とはならない。
正しい。連帯債務者の一人について法律行為の無効又は取消しの原因があっても、他の連帯債務者の債務は、その効力を妨げられない(民法第433条)。

関係法令

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