不動産鑑定評価基準 総論(第6章 地域分析及び個別分析)

1995年(平成7年)

【問 33】 不動産の鑑定評価に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
3 対象不動産の属する地域であって、居住、商業活動等人の生活と活動とに関し、ある特定の用途に供されることを中心として地域的にまとまりを示している地域を同一需給圏という。
誤り。同一需給圏とは、一般に対象不動産と代替関係が成立して、その価格の形成について相互に影響を及ぼすような関係にある他の不動産の存する圏域をいう。それは、近隣地域を含んでより広域的であり、近隣地域と相関関係にある類似地域等の存する範囲を規定するものである(不動産鑑定評価基準第6章第1節Ⅱ1.(2))。本肢は、近隣地域について述べている。

関係法令

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