不動産登記法第89条(抵当権の順位の変更の登記等)

1998年(平成10年)

【問 14】 不動産登記の登記識別情報の提供に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。ただし、申請人が登記識別情報を提供することができないことについて正当な理由がある場合については考慮しないものとする。
4 抵当権の順位変更の登記を申請する場合には、申請情報と併せて、順位を変更する各抵当権の登記名義人が抵当権の設定登記を受けた際の登記識別情報を提供しなければならない。
正しい。抵当権の順位の変更の登記の申請は、順位を変更する当該抵当権の登記名義人が共同してしなければならない(不動産登記法第89条第1項)。この場合、申請情報と併せて、順位を変更する各抵当権の登記名義人が抵当権の設定登記を受けた際の登記識別情報を提供しなければならない(同法第22条、不動産登記令第8条第1項第6号)。

関係法令

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