不動産登記法第77条(所有権の登記の抹消)

2005年(平成17年)

【問 16】 不動産登記の申請に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
4 所有権の登記の抹消は、所有権の移転の登記の有無にかかわらず、現在の所有権の登記名義人が単独で申請できる。
誤り。所有権の登記の抹消は、所有権の移転の登記がない場合に限り、所有権の登記名義人が単独で申請することができる(不動産登記法第77条)。

1998年(平成10年)

【問 14】 不動産登記の登記識別情報の提供に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。ただし、申請人が登記識別情報を提供することができないことについて正当な理由がある場合については考慮しないものとする。
2 所有権保存登記の抹消をその所有権の登記名義人が申請する場合には、申請情報と併せて当該所有権保存登記を受けた際の登記識別情報を提供しなければならない。
正しい。所有権の登記の抹消は、所有権の移転の登記がない場合に限り、所有権の登記名義人が単独で申請することができる(不動産登記法第77条)。この場合、当該所有権保存登記を受けた際の登記識別情報を提供しなければならない(同法第22条、不動産登記令第8条第1項第5号)。

関係法令

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