不動産登記法第40条(分筆に伴う権利の消滅の登記)

1994年(平成6年)

【問 15】 不動産の登記に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
2 抵当権設定の登記のある土地の分筆の登記を申請する場合、抵当権者の分筆に関する承諾を証する情報又はその者に対抗することができる裁判があったことを証する情報を、申請情報と併せて提供しなければならない。
誤り。分筆された土地の一筆ないし数筆について抵当権が存続しないで消滅する場合には、抵当権者の分筆に関する承諾を証する情報又はその者に対抗することができる裁判があったことを証する情報が必要だか、抵当権が消滅せず、分筆後の土地に存続するのであれば、これらの情報は不要である(不動産登記法第40条、不動産登記規則第104条第1項)。

1993年(平成5年)

【問 16】 不動産登記に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
3 甲地を甲地及び乙地に分筆の登記をする場合は、甲地に登記されている抹消された登記も、乙地の登記記録に転写される。
誤り。登記官は、登記を移記し、又は転写するときは、法令に別段の定めがある場合を除き、現に効力を有する登記のみを移記し、又は転写しなければならない(不動産登記法第39条、第40条、不動産登記規則第5条第1項)。

関係法令

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