不動産登記法第25条(申請の却下)

2003年(平成15年)

【問 15】 不動産登記に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1 不動産の登記申請において、申請書に必要な書面又は図面が添付されていない場合には、申請人が即日にこれを補正したときでも、登記官は,理由を付した決定をもって、当該申請を却下しなければならない。
誤り。申請の不備が補正できる場合において申請人が即日にこれを補正したときは、登記官は登記をすることができる(不動産登記法第25条第5号)。

1993年(平成5年)

【問 16】 不動産登記に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1 建物の新築による建物の表示の登記は、管轄を誤って登記されたものであっても、登記が完了すれば、職権によって抹消されることはない。
誤り。登記官は、申請に係る不動産の所在地が当該申請を受けた登記所の管轄に属しないときは、理由を付した決定で、登記の申請を却下しなければならない(不動産登記法第25条第1号)。表示に関する登記は、登記官が、職権ですることができ、本肢の場合は、抹消することができる(同法第28条、第71条)。

関係法令

このページを閉じる

ページ上部に戻る