民法第839条(未成年後見人の指定)

2014年(平成26年)

【問 9】 後見人制度に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。
4 成年後見人は家庭裁判所が選任する者であるが、未成年後見人は必ずしも家庭裁判所が選任する者とは限らない。
正しい。家庭裁判所は、後見開始の審判をするときは、職権で、成年後見人を選任する(民法第843条第1項)。未成年者に対して最後に親権を行う者は、遺言で、未成年後見人を指定することができる。ただし、管理権を有しない者は、この限りでない(同法第839条第1項)。したがって、未成年後見人は必ずしも家庭裁判所が選任する者とは限らない。

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