民法第350条(留置権及び先取特権の規定の準用)

2009年(平成21年)

【問 5】 担保物権に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。
4 留置権者は、善良な管理者の注意をもって、留置物を占有する必要があるのに対し、質権者は、自己の財産に対するのと同一の注意をもって、質物を占有する必要がある。
誤り。留置権者は、善良な管理者の注意をもって、留置物を占有しなければならない。(民法第298条第1項)。また、質権はこの留置権の規定を準用している(民法第350条)。

1991年(平成3年)

【問 7】 不動産を目的とする担保物権に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか。
4 不動産を目的とする担保物権は、被担保債権の全部が弁済されるまでは、目的物の全部の上にその効力を及ぼす。
正しい。本肢記述のとおり(民法第296条、第305条、第350条、第372条)。

関係法令

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