民法第299条(留置権者による費用の償還請求)

1997年(平成9年)

【問 3】 建物の賃貸借契約における賃借人Aに関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。
4 Aは、留置権に基づき建物の返還を拒否している場合に、さらに当該建物の修繕のため必要費を支出したとき、その必要費のためにも留置権を行使できる。
正しい。留置権者は、留置物について必要費を支出したときは、所有者にその償還をさせることができる(民法第299条第1項)。

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