民法第254条(共有物についての債権)

1991年(平成3年)

【問 5】 A・B・C3人の建物の共有(持分均一)に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。
4 その建物の管理に関してAがB及びCに債務を負っている場合、B及びCは、Aがその債務を支払わずに持分をEに譲渡しても、Eに対して、その債務の支払いを請求することができる。
正しい。共有者の一人が共有物について他の共有者に対して有する債権は、その特定承継人に対しても行使することができる(民法第254条)。

関係法令

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