民法第198条(占有保持の訴え)

2015年(平成27年)

【問 5】 占有に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。
3 丙土地の占有を代理しているDは、丙土地の占有が第三者に妨害された場合には、第三者に対して占有保持の訴えを提起することができる。
正しい。占有権は、代理人によって取得することができるので、Dは、占有代理人である(民法第181条)。占有者がその占有を妨害されたときは、占有保持の訴えにより、その妨害の停止及び損害の賠償を請求することができる(同法第198条)。この権利は占有代理人Dも行使することができる(同法第197条)。

関係法令

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