民法第185条(占有の性質の変更)

2004年(平成16年)

【問 5】 A所有の土地の占有者がAからB、BからCと移った場合のCの取得時効に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。
3 Aから土地を借りていたBが死亡し、借地であることを知らない相続人Cがその土地を相続により取得したと考えて利用していたとしても、CはBの借地人の地位を相続するだけなので、土地の所有権を時効で取得することはない。
誤り。占有の性質が他主占有から自主占有に変更になった場合は、所有権を時効取得することがある(民法第162条、第185条)。

関係法令

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