民法第149条(裁判上の請求)

1995年(平成7年)

【問 3(改)】 AのBに対する債権(連帯保証人C)の時効の中断に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。
2 AがBに対して訴訟により弁済を求めても、その訴えが却下された場合は、時効中断の効力は生じない。
正しい。裁判上の請求は、訴えの却下又は取下げの場合には、時効の中断の効力を生じない(民法第149条)。

1989年(平成1年)

【問 2】 Aは、Bに対し金銭債権を有しているが、支払い期日を過ぎてもBが支払いをしないので、消滅時効が完成する前に、Bに対して、支払いを求める訴えを提起した。この場合、民法の規定によれば、次の記述のうち正しいものはどれか。なお、この金銭債権の消滅時効期間は、5年とする。
3 Aが訴えを取り下げた場合、Aの金銭債権は、Aがその取下げをした日から5年間権利を行使しないとき、消滅する。
誤り。裁判上の請求は、訴えの却下又は取下げの場合には、時効の中断の効力を生じない(民法第149条)。

関係法令

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