建物の区分所有等に関する法律第61条(建物の一部が滅失した場合の復旧等)

2014年(平成26年)

【問 13】 建物の区分所有等に関する法律(以下この問において「法」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
3 建物の価格の2分の1以下に相当する部分が滅失した場合、規約で別段の定めがない限り、各区分所有者は、滅失した共用部分について、復旧の工事に着手するまでに復旧決議、建替え決議又は一括建替え決議があったときは、復旧することができない。
正しい。建物の価格の2分の1以下に相当する部分が滅失したときは、各区分所有者は、滅失した共用部分及び自己の専有部分を復旧することができる。ただし、共用部分については、復旧の工事に着手するまでに復旧決議、建替え決議又は一括建替え決議があったときは、この限りでない(建物の区分所有等に関する法律第61条第1項)。

2000年(平成12年)

【問 13】 建物の区分所有等に関する法律に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
2 建物の価格の2分の1以下に相当する部分が滅失した場合において、滅失した共用部分を復旧するときは、集会の決議の方法で決することが必要で、規約によっても、それ以外の方法による旨定めることはできない。
誤り。集会の決議のほかに、規約で定めることができる(区分所有法第61条)。

1997年(平成9年)

【問 13】 建物の区分所有等に関する法律(以下この問において「区分所有法」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
2 建物の価格の3分の1に相当する部分が滅失したときは、規約に別段の定め又は集会の決議がない限り、各区分所有者は、自ら単独で滅失した共用部分の復旧を行うことはできない。
誤り。建物の価格の2分の1以下に相当する部分が滅失したときは、規約に別段の定め又は集会の決議がない限り、各区分所有者は、滅失した共用部分及び自己の専有部分を復旧することができる(区分所有法第61条第1項)。
3 建物の価格の3分の2に相当する部分が滅失したときは、集会において、区分所有者及び議決権の各4分の3以上の多数で、滅失した共用部分を復旧する旨の決議をすることができる。
正しい。建物の価格の2分の1超に相当する部分が滅失したときは、集会において、区分所有者及び議決権の各4分の3以上の多数で、滅失した共用部分を復旧する旨の決議をすることができる(区分所有法第61条第5項)。

1995年(平成7年)

【問 14】 建物の区分所有等に関する法律に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
2 区分所有建物の一部が滅失し、その滅失した部分が建物の価格の2分の1を超える場合、滅失した共用部分の復旧を集会で決議するためには、区分所有者及び議決権の各4分の3以上の多数が必要であり、規約で別段の定めをすることはできない。
正しい。本肢記述のとおり(区分所有法第61条第5項)。

関係法令

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