建物の区分所有等に関する法律第39条(議事)

2010年(平成22年)

【問 13】 建物の区分所有等に関する法律に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
4 集会において、管理者の選任を行う場合、規約に別段の定めがない限り、区分所有者及び議決権の各過半数で決する。
正しい。区分所有者は、規約に別段の定めがない限り集会の決議によって、管理者を選任し、又は解任することができる(区分所有法第25条第1項)。集会の議事は、この法律又は規約に別段の定めがない限り、区分所有者及び議決権の各過半数で決する(同法第39条第1項)。

1998年(平成10年)

【問 13】 建物の区分所有等に関する法律 (以下この問において「区分所有法」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
2(改) その形状又は効用の著しい変更を伴わない共用部分の変更については、規約に別段の定めがない場合は、区分所有者及び議決権の各過半数による集会の決議で決することができる。
正しい。共用部分の変更(その形状又は効用の著しい変更を伴わないものを除く。)は、区分所有者及び議決権の各4分の3以上の多数による集会の決議で決する(区分所有法第17条第1項)。その形状又は効用の著しい変更を伴わない共用部分の変更については、規約に別段の定めがない限り、区分所有者及び議決権の各過半数で決する(同法第39条第1項)。

1991年(平成3年)

【問 14】 区分所有者の共同の利益に反する行為をした者に対する措置に関する次の記述のうち、建物の区分所有等に関する法律(以下この問において「区分所有法」という。)の規定によれば、正しいものはどれか。
3 区分所有法第57条の行為の停止等を請求する訴訟は、区分所有者及び議決権の各4分の3以上の多数による集会の決議によらなければ、提起できない。
誤り。本肢の決議は、区分所有者及び議決権の各過半数で足りる(区分所有法第39条第1項、第57条第2項)。

関係法令

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