建物の区分所有等に関する法律第33条(規約の保管及び閲覧)

2011年(平成23年)

【問 13】 建物の区分所有者等に関する法律(以下この問において「法」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 管理者は、利害関係人の請求があったときは、正当な理由がある場合を除いて、規約の閲覧を拒んではならない。
正しい。規約を保管する者は、利害関係人の請求があったときは、正当な理由がある場合を除いて、規約の閲覧(規約が電磁的記録で作成されているときは、当該電磁的記録に記録された情報の内容を法務省令で定める方法により表示したものの当該規約の保管場所における閲覧)を拒んではならない(区分所有法第33条第2項)。

2008年(平成20年)

【問 15】 建物の区分所有等に関する法律に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
4 規約は、管理者が保管しなければならない。ただし、管理者がないときは、建物を使用している区分所有者又はその代理人で理事会又は集会の決議で定めるものが保管しなければならない。
誤り。規約は、管理者が保管しなければならない。ただし、管理者がないときは、建物を使用している区分所有者又はその代理人で規約又は集会の決議で定めるものが保管しなければならない(区分所有法第33条第1項)。

2007年(平成19年)

【問 15】 建物の区分所有等に関する法律に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 規約は、管理者が保管しなければならない。ただし、管理者がないときは、建物を使用している区分所有者又はその代理人で規約又は集会の決議で定めるものが保管しなければならない。
正しい。本肢記述のとおり(区分所有法第33条第1項)。
3 規約を保管する者は、利害関係人の請求があったときは、正当な理由がある場合を除いて、規約の閲覧を拒んではならない。
正しい。本肢記述のとおり(区分所有法第33条第2項)。
4 規約の保管場所は、各区分所有者に通知するとともに、建物内の見やすい場所に掲示しなければならない。
誤り。各区分所有者に通知するという規定はない(区分所有法第33条第3項)。

2006年(平成18年)

【問 16】 建物の区分所有法等に関する法律 (以下この問において「法」という。) に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
4 規約の保管場所は、建物内の見やすい場所に掲示しなければならないが、集会の議事録の保管場所については掲示を要しない。
誤り。議事録の掲示も規約と同様(区分所有法第33条第3項、第42条第5項)。

1990年(平成2年)

【問 14】 建物の区分所有等に関する法律(以下この問において「区分所有法」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
3 区分所有法は、建物の区分所有者相互間の関係について規定しており、区分所有者から専有部分を賃借している者等の占有者の権利及び義務については、規定していない。
誤り。区分所有法では、区分所有者だけではなく、占有者の権利及び義務についても規定している(区分所有法第6条第3項、第33条第2項、第44条第1項・第2項、第46条第2項、第60条)。

関係法令

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