建物の区分所有等に関する法律第18条(共用部分の管理)

2012年(平成24年)

【問 13】 建物の区分所有等に関する法律に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 共用部分の保存行為は、規約に別段の定めがない限り、集会の決議を経ずに各区分所有者が単独ですることができる。
正しい。共用部分の管理に関する事項は、集会の決議で決する。ただし、保存行為は、各共有者がすることができる。この規定は、規約で別段の定めをすることを妨げない(建物の区分所有等に関する法律第18条第1項・第2項)。したがって、共用部分の保存行為は、規約に別段の定めがない限り、各区分所有者が単独ですることができる。

1997年(平成9年)

【問 13】 建物の区分所有等に関する法律(以下この問において「区分所有法」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1 共用部分の保存行為については、各区分所有者は、いかなる場合でも自ら単独で行うことができる。
誤り。保存行為は、各共有者がすることができるが、規約で別段の定めをすることを妨げない(区分所有法第18条第1項・第2項)。いかなる場合でも自ら単独で行うことができるわけではない。

1995年(平成7年)

【問 14】 建物の区分所有等に関する法律に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
3 共用部分の保存行為を行うためには、規約で別段の定めのない場合は、区分所有者及び議決権の各過半数による集会の決議が必要である。
誤り。保存行為は、規約で別段の定めがなければ、各共有者が単独ですることができる(区分所有法第18条第1項・第2項)。

関係法令

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