建物の区分所有等に関する法律第6条(区分所有者の権利義務等)

1993年(平成5年)

【問 14】 区分所有者から専有部分を賃借している者Aに関する次の記述のうち、建物の区分所有等に関する法律の規定によれば、誤っているものはどれか。
3 Aは、その専有部分を保存するため必要な範囲内であっても、他の区分所有者の専有部分の使用を請求することはできない。
正しい。区分所有者は、その専有部分又は共用部分を保存し、又は改良するため必要な範囲内において、他の区分所有者の専有部分又は自己の所有に属しない共用部分の使用を請求することができる。この場合において、他の区分所有者が損害を受けたときは、その償金を支払わなければならない(区分所有法第6条第2項)。この権利があるのは区分所有者であり、占有者Aには認められない。

1990年(平成2年)

【問 14】 建物の区分所有等に関する法律(以下この問において「区分所有法」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
3 区分所有法は、建物の区分所有者相互間の関係について規定しており、区分所有者から専有部分を賃借している者等の占有者の権利及び義務については、規定していない。
誤り。区分所有法では、区分所有者だけではなく、占有者の権利及び義務についても規定している(区分所有法第6条第3項、第33条第2項、第44条第1項・第2項、第46条第2項、第60条)。

関係法令

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