建築基準法 第66条(看板等の防火措置)

2014年(平成26年)

【問 17】 建築基準法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
4 準防火地域内において建築物の屋上に看板を設ける場合は、その主要な部分を不燃材料で造り、又は覆わなければならない。
誤り。準防火地域内においては、本肢のような規定はない。なお、「防火地域内」にある看板、広告塔、装飾塔その他これらに類する工作物で、建築物の屋上に設けるもの又は高さ3メートルをこえるものは、その主要な部分を不燃材料で造り、又はおおわなければならない(建築基準法第66条)。

2011年(平成23年)

【問 18】 建築基準法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
3 防火地域内において建築物の屋上に看板を設ける場合には、その主要な部分を難燃材料で造り、又はおおわなければならない。
誤り。防火地域内にある看板、広告塔、装飾塔その他これらに類する工作物で、建築物の屋上に設けるもの又は高さ3メートルをこえるものは、その主要な部分を不燃材料で造り、又はおおわなければならない(建築基準法第66条)。難燃材料ではなく不燃材料である。

1999年(平成11年)

【問 22】 準防火地域内において、地階を除く階数が3(高さ12m)、延べ面積が1,200平方メートルで事務所の用途に供する建築物を建築しようとする場合に関する次の記述のうち、建築基準法の規定によれば、正しいものはどれか。
2 この建築物の屋上に看板を設ける場合においては、その主要な部分を不燃材料で造り、又はおおわなければならない。
誤り。防火地域内にある看板、広告塔、装飾塔その他これらに類する工作物で、建築物の屋上に設けるもの又は高さ3メートルをこえるものは、その主要な部分を不燃材料で造り、又はおおわなければならない(建築基準法第66条)。本問は、準防火地域内であり、この規定は適用されない。

1994年(平成6年)

【問 24】 防火地域及び準防火地域に関する次の記述のうち、建築基準法の規定によれば、正しいものはどれか。
4 準防火地域内にある看板、広告塔で、建築物の屋上に設けるものは、必ずその主要な部分を不燃材料で造り、又はおおわなければならない。
誤り。防火地域内にある看板、広告塔、装飾塔その他これらに類する工作物で、建築物の屋上に設けるもの又は高さ3メートルをこえるものは、その主要な部分を不燃材料で造り、又はおおわなければならない(建築基準法第66条)。本肢では、「準防火地域内」となっているが、この規定は「防火地域内」に適用される。

1989年(平成1年)

【問 22】 防火地域又は準防火地域内における建築物の制限に関する次の記述のうち、建築基準法の規定によれば、誤っているものはどれか。
3 防火地域内にある広告塔で、高さが3mを超えるものは、その主要な部分を不燃材料で造り、又はおおわなければならない。
正しい。防火地域内にある看板、広告塔、装飾塔その他これらに類する工作物で、建築物の屋上に設けるもの又は高さ3メートルをこえるものは、その主要な部分を不燃材料で造り、又はおおわなければならない(建築基準法第66条)。

関係法令

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