宅地建物取引業法第79条(罰則)
1993年(平成5年)
- 【問 38】 宅地建物取引士資格登録(以下「登録」という。)の消除に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 2 取引士Cが知人に頼まれて無免許で宅地の売買の媒介を数回行った場合、Cは、その登録を消除されることがある。
- 正しい。免許を受けない者は、宅地建物取引業を営んではならず、これに反するときは罰則の適用を受けることになる(宅地建物取引業法第12条第1項、第79条第2号)。禁錮以上の刑または宅建業法違反で罰金刑に処せられたときは、登録は消除される(同法第68条の2第1項第1号)。
1992年(平成4年)
- 【問 49】 監督処分及び罰則に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、誤っているものはどれか。
- 3 宅地建物取引業者は、自己の名義をもって、他人に宅地建物取引業を営ませた場合、その他人が宅地建物取引業の免許を受けた者であっても、罰則の適用を受けることがある。
- 正しい。宅地建物取引業者は、自己の名義をもつて、他人に宅地建物取引業を営ませてはならない。この規定に違反したときは、3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する(宅地建物取引業法第13条第1項、第79条第3号)。
- 4 宅地建物取引業者でない者は、宅地建物取引業の免許を受けないで宅地建物取引業を営んだ場合はもとより、その旨を表示した場合も、罰則の適用を受けることがある。
- 正しい。免許を受けない者は、宅地建物取引業を営んではならず、宅地建物取引業を営む旨の表示をし、又は宅地建物取引業を営む目的をもって、広告をしてはならない。この規定に違反したときは、3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する(宅地建物取引業法第12条、第79条第2号)。
関係法令
- 宅地建物取引業法(外部リンク)
- 宅地建物取引業法施行令(外部リンク)
- 宅地建物取引業法施行規則(外部リンク)
- 宅地建物取引業者営業保証金規則(外部リンク)
- 宅地建物取引業保証協会弁済業務保証金規則(外部リンク)
- 宅地建物取引業法施行規則第十五条の二第三号の規定に基づき、営業保証金又は弁済業務保証金に充てることができる社債券その他の債券を定める件 (外部リンク)
- 宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額(昭和四十五年十月二十三日建設省告示第千五百五十二号)(pdf形式)(外部リンク)
- 宅地建物取引業法施行規則の規定による標準媒介契約約款(平成二年一月三十日建設省告示第百十五号)(pdf形式)(外部リンク)
- 住宅の標準賃貸借媒介契約書(外部リンク)
- 宅地建物取引業法の解釈・運用の考え方(pdf形式)(外部リンク)
- 重要事項説明の様式例(pdf形式)(外部リンク)
- 宅地建物取引業法の解釈・運用の考え方の詳細説明(外部リンク)
- 宅地建物取引業者の違反行為に対する監督処分の基準(pdf形式)(外部リンク)
- 最近の法令改正について(外部リンク)