宅地建物取引業法第75条の2(宅地建物取引業者の使用人等の秘密を守る義務)

2005年(平成17年)

【問 32】 宅地建物取引業法に規定する取引士に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
3 宅地建物取引業者の従業者である取引士は、本人の同意がある場合を除き、正当な理由がある場合でも、宅地建物取引業の業務を補助したことについて知り得た秘密を他に漏らしてはならない。
誤り。正当な理由がある場合には、秘密を他に漏らしても違反とはならない(宅建業法第75条の2)。

2004年(平成16年)

【問 45】 宅地建物取引業者A社に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、誤っているものはどれか。
2 A社は、業務上知り得た秘密について、正当な理由がある場合でなければ他にこれを漏らしてはならないが、A社の従業者 a についても、a が専任の取引士であるか否かにかかわらず同様に秘密を守る義務を負う。
正しい。本肢記述のとおり(宅建業法第45条、第75条の2)。

2000年(平成12年)

【問 31】 宅地建物取引士 (以下「取引士」という。) に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
3 宅地建物取引業者の従業者である取引士は、正当な理由がある場合又はその従業者でなくなった場合を除き、宅地建物取引業の業務を補助したことについて知り得た秘密を他に漏らしてはならない。
誤り。宅建業者の従業者でなくなった場合であっても、守秘義務はある(宅地建物取引業法第75条の2)。

1989年(平成1年)

【問 49】 次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、誤っているものはどれか。
4 宅地建物取引業者の使用人は、正当な理由なくして、宅地建物取引業の業務を補助したことについて知り得た秘密を他に漏らした場合、10万円以下の過料に処せられることがある。
誤り。本肢の場合は、50万円以下の罰金に処せられる(宅地建物取引業法第75条の2、第83条第1項第3号)。

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