宅地建物取引業法第64条の3(業務)

2011年(平成23年)

【問 43】 宅地建物取引業保証協会(以下この問において「保証協会」という。)に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法(以下この問において「法」という。)の規定によれば、正しいものはどれか。
2 保証協会は、宅地建物取引業の業務に従事し、又は、従事しようとする者に対する研修を行わなければならないが、取引士については、法第22条の2の規定に基づき都道府県知事が指定する講習をもって代えることができる。
誤り。保証協会は、取引士その他宅地建物取引業の業務に従事し、又は従事しようとする者に対する研修を適正かつ確実に実施しなければならない(宅地建物取引業法第64条の3第1項第2号)。法第22条の2の規定に基づき都道府県知事が指定する講習をもって代えることができるとする規定はない。

2009年(平成21年)

【問 44】 宅地建物取引業保証協会(以下この問において「保証協会」という。)に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、正しいものはどれか。
4 保証協会は、そのすべての社員に対して、当該社員が受領した支払金や預り金の返還債務を負うことになったときに、その債務を連帯して保証する業務及び手付金等保管事業を実施することが義務付けられている。
誤り。保証協会は、一般保証業務及び手付金等保管事業を行うことができる(宅地建物取引業法第64条の3第2項)が、これらの業務は任意的な業務であり、義務付けられているわけではない。

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