宅地建物取引業法第15条の2(信用失墜行為の禁止~平成26年改正)

2015年(平成27年)

【問 35】 宅地建物取引業法の規定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
2 「宅地建物取引士は、宅地建物取引業の業務に従事するときは、宅地建物取引士の信用又は品位を害するような行為をしてはならない」との規定がある。
誤り。宅地建物取引士は、宅地建物取引士の信用又は品位を害するような行為をしてはならない(宅地建物取引業法第15条の2)。これを「信用失墜行為の禁止」というが、本肢のように「宅地建物取引業の業務に従事するときは」と限定されているわけではない。宅地建物取引士の信用を傷つけるような行為とは、宅地建物取引士の職責に反し、または職責の遂行に著しく悪影響を及ぼすような行為で、宅地建物取引士としての職業倫理に反するような行為であり、職務として行われるものに限らず、職務に必ずしも直接関係しない行為や私的な行為も含まれる。

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